まだ先輩後輩関係のときの二人と、それを生温かい目で見守る社さん。
ちょっとだけ本誌のネタバレがあるのでご注意を! 「お疲れ様です!」 「お疲れ様」 「キョーコちゃんはこの後仕事?」 「はい」 「じゃあ送っていくよ」 「あ、いえ、すぐそこなので大丈夫ですよ」 「でも、もう外は暗いよ?」 「そうですか? まだ明るいと思いますけど」 「……それに、その服で行くんだよね?」 「ええ、ここで着替えてもまたあちらで着替えますから二度手間ですし」 「――最上さん。自分がどういう姿してるのか自覚してる?」 「セツが始めに着ていた服と同じ感じですよね。懐かしいです」 「…………うん、そうだね。で、あのとき男たちに絡まれたことは覚えてる?」 「もちろんです! あのときは――敦賀さんが傷害事件を起こしちゃうんじゃないかと気が気じゃありませんでしたよ…(ボソボソ)」 「……いや、思い出して欲しいのはそこじゃなくて、絡まれてた事実なんだけどね」 「あ、それなら大丈夫ですよ。あのときは正体隠さないといけないから使えませんでしたけど、今ならあるもの(怨キョたち)を使えますから」 「でもね」 「――っと。すみません、もう行かないと間に合わないので。失礼します」(ペコリ) 「ちょ…最上さん!」 「…じれったいやつ」 「…………なんですか、社さん」 「お前は言葉が足りないんだよ。なんで『暗い中をそんな格好で歩くと襲われるかもしれないから心配なんだ』って言えないんだ」 「……言ってたつもりですが」 「遠回しに言ってもキョーコちゃんには伝わらないだろ」 「……ですね」 「とりあえず、キョーコちゃんは俺が足留めしておくからお前は車を回して来い」 「……お願いします」 お題配布元:蝉時雨 PR |
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